今回はリーガエスパニョーラで活躍した選手について取り上げたいと思います。まずはマドリードを本拠地としたチームで活躍したフランス人選手です。この選手はイタリアのトリノを本拠地とするチームから移籍してきました。移籍金は当時の史上最高額でした。こういった選手の場合、背番号にも普通はこだわりがあるものです。この選手はフランス代表では10番をつけていました。なので当然10番をつけるものと思われていましたが、トリノのチームでは20番をつけていました。
そしてマドリードのチームに移籍してきたら背番号は5番でした。空いていた背番号だそうです。リーガエスパニョーラでも、こういった名選手がディフェンダーがつけるような背番号をつけるのは珍しいものでした。彼の場合は背番号にはあまりこだわりがないようですし、そういった無用な争いを好まない穏やかな人物でした。当時のマドリードのチームは豪華な戦力が揃っていましたが、彼はその中でも違っていました。ポジションは中盤の左サイドです。右サイドには背番号10番の選手がいました。
リーガエスパニョーラでも当然のように彼は活躍しました。彼のプレイのすばらしいところは、新しい形のファンタジスタであると言うところです。従来のファンタジスタはトップ下で活躍し、体は若干華奢な感じでした。しかし彼は大柄な体で創造性あふれるプレイをして、足でも頭でも点を取れる、まさにニュータイプでした。彼の引退とともにチームは調子を落とし、ひとつの時代が終わったのはいうまでもありません。